COVID-19パンデミックの影響は、今でも継続的に経済にダメージを与え、小売業者を騒がせ続けており、長年とても愛され続けてきた子供服ブランドもダメージを受けています。
カーターズ・ストアとオシュコシュ・ビゴッシュ・ブランドを含むカーターズは、賃貸
リースを更新するタイミングで、約35%のストアを閉鎖していくと発表しました。つまり、200店舗を完全に閉鎖していくことになりそうです。
カーターズのCEO兼会長マイケル・ケーシー氏は、10/23の決算発表で、「店舗閉鎖計画の
ほぼ60パーセントは、年末までに実行されるだろう。」と述べました。
「そして、店舗閉鎖の80%は、2022年、年末までで計画されている。衰退しているモール内にある、古く、利益率の低い店舗を中心に閉鎖していく。」と語りました。つまり、客足が途絶えず、忙しい好調な店舗に集中させていくようです。
カーターズは、カーターズとオシュコシュビゴッシュのブランドで、アメリカ、カナダ、
メキシコに約850店舗を展開しています。同社は1865年に創立、アメリカ最大のベビー衣料
および子供服のブランドマーケティング企業です。
しかしながら、長い歴史があっても、ロックダウンの現実は、他の企業を襲ったのと同じ
ようにカーターズをも襲いました。決算発表では、「7月の売上高は、昨対90%、8月は昨対87%だった。」「学校は、オンライン授業のところが多く、たくさんの子供たちは事実上、自宅で新学期を迎え、新しい洋服を買う必要性も少なった。」とケーシーCEOは、述べ、
「観光客から恩恵を受けてきた店舗では、来店人数が激減した。」とも指摘しました。
とはいうものの、前向きな兆候もあるようです。eコマースの売り上げも伸び悩んでいるようですが、2025年までに100近くの共同ブランドとのCarter's–OshKoshストアをオープンする計画が進んでいます。「消費者の近くにあるより利益性の高い、より効率のよい店舗に集中して、オンラインで買い物をし、店にプラット立ち寄って、商品をピックアップしていく
消費者を取り込んでいく。」とケーシーCEOは、述べました。
私には、12歳になる長男がいます。
振り返ってみるとアメリカに来てから全く洋服を買っていません。
サッカーや野球の大会で購入するTシャツ、NIKE、UNDERARMOURなどのスポーツウエアばかりで、よっぽどアメリカに来る前の方が洋服を買っていました。
コロナ禍の中、営業できなかったという理由もあるのでしょうが、他にも理由はあるような気がします。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
参考:Yahoo.com
写真:かっこよすぎてお気に入りすぎてどうしても捨てることのできない2着
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