モール・デベロッパーは倒産、小売もドンドン店舗閉鎖している中で、グッチやコスメ系
ブランドなどが新規顧客へのリーチを試みているのがゲームです。
任天堂の「あつまれ どうぶつの森」は、3月の発売日からの過去8か月で2,600万本を販売、そして、そのうち、1,430万本は、3月20日から9月末までの販売を記録したようです。
そして、2017年に発売されたマリオカート8 Deluxeの2,900万本の販売記録に迫っています。
ビジネス・インサイダーによりますと、コロナ禍の中の絶妙な時期に販売したこともあり、
ゲームに「心地よさと日常」を求めたプレーヤーが多かったことが成功の要因ではないかと
述べています。
ゲーム発売日から時間が経つにつれ、パンデミックの状況も、地域によって様々ではある
ものの、発売本数は落ち着きだしてしまっていますが、任天堂は、季節感のあるものや
イベントなど新しいコンテンツを頻繁にリリースし、ゲームの魅力を発信し続け、ゲーム
との接点を維持しようとしています。最近のリリースだとハロウィーン企画で、プレイヤーは遊び心のある衣装を着て、自分のカボチャを育てることができたようです。
私の長男は、フォートナイトというゲームで友達とコミュニケーションするのが、毎日の
日課になっています。ちょくちょくイベントもあるし、スキンなんて衣装を購入したりと、
「あつまれ どうぶつの森」と同様、ソーシャル活動ができるプラットフォームになって
います。「敵を倒す」、「高得点を競う」、「レベルを上げて強くなる」だけが、ゲーム
ではなく、新しい役割がゲームに確立してきていると思います。
「実店舗からeコマースへ」というのが今後の主流になるのは間違いありませんが、
オンラインでもゲームというプラットフォームも注目すべきなのかもしれません。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
参考:Hypebeast
写真:NINTENDO公式ホームページより
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