イーベイは、Up&Running / アップ&ランニングという中小企業を支援するプログラムを、
ホリデーシーズンから2021年に向けて、イーベイで販売する企業向けに立ち上げたことを
発表しました。
このプログラムでは、ヒューストンを拠点にするビジネス・アクセラレーター企業、
ハロー・アリス社と協業し、応募者全員に、メンターシップとリソースを提供し、更に
選ばれた50社の中小企業には、各社1万ドルの助成金パッケージ、合計50万ドルの資金援助をしていきます。
「中小企業の活躍がイーベイのバックボーンであり、アメリカ全土の繁栄につながる原動力でもある。今回のアップ&ランニング・プログラムは、中小企業が支援を一番必要として
いるタイミングをみて立ち上げた。」と、イーベイ北米ゼネラルマネージャー兼シニア
バイスプレジデントのジョーダン・スイートナム氏は述べています。
また、「このような困難な年にこそ、このようなプログラムにより財政援助と長期的な
サポートを提供することが重要である。そうすれば、中小企業はビジネスを継続させることができ、将来の成功のための足場つくりをすることができる」と同氏は、続けました。
助成金パッケージの内容は、キャッシュ8千ドル、イーベイのクレジットで2千ドルです。
そして、イーベイの新しい仮想学習プラットフォーム、セラースクールへのプレミアム
アクセス権も提供され、専門家やイーベイのアドバイザーからコーチングやトレーニングも受けることができるようになります。
また、ハロー・アリス社との協業により、すべての応募者は、メンターやリソースへの
アクセスが出来るだけではなく、ネットワーキングするためのオンラインコミュニティへの登録や、COVID-19ビジネスセンターへのアクセスなどもすることが出来るようになります。
ハロー・アリスの共同創設者兼社長であるエリザベス・ゴア氏は、「創業者がオンラインでビジネスを拡大できるよう、アップ&ランニング・プログラムを通じてイーベイと提携できることを嬉しく思う。今年は多くの中小企業の経営者にとってストレスの多い年で、この冬を乗り切るために経営者を支援できる資金も限られている。なので、このプログラムの資金とリソースは、2021年以降の中小企業の成功のためにもとても重要になってくる。」と
述べています。
このプログラムへの申し込みは、11/23から12/11までオンラインで受け付けています。
このようなプログラムがあると、コロナ禍の中でもニッチなものも継続できそうですね。
中小企業が雇用の約50%を担っているとも言われていますし、これからも動向を追いかけ、皆さんと共有していきたいと思います。
参考:California Apparel News
写真:Kevin Phillips / Pixabayより
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