アマゾン・ファッションは本日、アプリを介して「バーチャル・フィット・テクノロジー」を採用したカスタムTシャツ販売サイト「MadeforYou」の立ち上げを発表しました。
お客様は、自分の身長、体重、体型、2枚の写真を提供し、8色展開の2種類の生地から生地を選び、丈感、フィット感、首回りの型、袖丈を選択し、Tシャツをつくっていきます。
メールによるプレスリリースによりますと、Tシャツは1枚25ドルで、アメリカ国内向けに
販売されていくようです。
サイズ感、お好みなど、消費者のニーズに応じるために、多くのアパレル企業は、幅広い
サイズ展開、色展開をしています。そして、オンラインで購入する消費者は、多めの色、
いくつかのサイズを購入、自宅で試着をした後、お気に入りのみを購入。そして、不要な、ものは返品するという行動を繰り返しています。
GlobalDataによりますと、結果として多くの廃棄物が生まれてしまい、小売業者のコストを押し上げ、環境にもよくなく、毎年少なくとも3,900万トンの衣類が廃棄されてしまっているようです。
リーバイスやH&Mなどいくつもの大手アパレル企業も、カスタマイズを市場に浸透させられないかを試みています。 アマゾンの「MadeForYou」は、テクノロジーを活用して適切な
サイズ感、個々の好みを分析し、カスタムに活用していきます。
「理論的には、カスタマイズすることによって、小売業者のコスト削減につながる可能性は
あるが、オンデマンドモデルをどのうよにして収益性の高い運用モデルにできるのか、
そして大規模に運用できるのかは、まだ解決できていない問題になっている。」
とGlobalDataのミシェル・ラッセル氏は、メールにてコメントしました。
利益を度返しして、新しいアイデアを試験するアマゾンであれば、成功モデルを見出すの
かもしれません。
カスタム同様、お直し、リメイク、リセールもこれからのキーワードのような気がします。
これからも新しい動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
参考:Retail Dive
スクショ:amazon.comより
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