高級チョコレートの代名詞にもなっているGODIVA / ゴディバは、北米に展開している128
店舗を3月末までに閉鎖すると発表しました。
オンライン、食料品店、小売店などでの販売は、これからも継続し、ヨーロッパ、中東、
中国での店舗展開も継続するとのことですが、今回の北米全店舗閉鎖によりどれくらいの
従業員が解雇されるのかまでは明らかになっていません。
「GODIVA / ゴディバの実店舗での需要は、パンデミックと消費者のショッピング行動の変化に伴い、衰退した。」と、同社の幹部は述べ、同社もコロナ禍の中、店舗閉鎖をする企業の1つになってしまいました。
2年足らず前にGODIVA / ゴディバは、カフェ事業に参入する拡大計画をしていました。
2019年4月、ニューヨーク市に米国で初のカフェをオープンし、ニューヨークに更に10の
カフェ、全米に400以上のカフェをオープンする計画を発表し、世界中に2,000のカフェを展開する予定でした。しかしながら、その計画は、うまいこと進まず、コロナ前より苦戦を強いられていたショッピングモールに大きく依存しているのが現状でした。
現状の売上は、オンラインがメインで、食料品店、小売店で構成されています。
2020年8月、Pizza Hut / ピザ・ハットは、不採算店舗を最大300閉鎖すると発表、10月には、IHOP / アイホップが100近くの店舗を閉鎖すると発表、California Pizza Kitchen / カリフォルニア・ピザ・キッチンやChack E Chees / チャック・E・チーズなどもここ1年で破産申告をし、店舗閉鎖をしていますので、ますますショッピング・モールは、寂しくなりそうです。
マーケットに浸透し、オンラインでの購入でもイメージできて安心なものは、実店舗なし
でもいいのかもしれません。
変化し続ける今を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
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