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アメリカの関税率

 貿易をするにあたり、必ず意識をしないといけないことの一つは関税率です。アメリカでは洋服の場合、日本より細かく関税率が定められています。


 例えばTシャツ一つを例にしてもアメリカが輸入する場合の関税はこちらの写真のように、生地の混用率によって様々な区分けがされています。

 また、もちろん輸出側の国により、特恵税率が受けられたり(特別に低く設定された税率で輸入ができます。)もしくは昨今の政治事情で中国からの輸入は追加関税が掛かったりするような状況です。

 アメリカの関税率は"米国関税率表"(United States Harmonized Tariff Schedule)により定められており、HSコードに基づく関税率の検索データベース:USITC "HTS Searchで大まかな関税率が調べられます。

 複雑な決まりがあり、アメリカの企業と貿易をする場合、相手にとって良いであろう税率の商材をご提案することなども重要になってくると思います。(Tシャツではコットン100%のものとポリエステル コットンのものでも税率が変わるなど意外な配慮が必要です。)

 また、LDP条件などで貿易をする場合、輸出者も頭の中にある程度関税率の感覚がないと厳しくなってしまいます。

 何かご相談がございましたらお気軽にKUMU CREATIONまでお問い合わせください。


参考:USITC "HTS Search


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