ブルックリンで2005年創業のEsty/エスティは手芸品、アパレル、宝飾品、食品、アウトドアや生活に必要な小物などをEC上で売買可能なECサイトを運営する会社です。商品を出展する際は商品一つに対し20セント支払うのがルールになっております。
Esty/エスティはパンデミックで更に好調を加速し、ロンドン発のDepop/デポップを16億ドルで買収しました。Depop/デポップは古着売買アプリとしてZ世代中心に急成長しており、150カ国以上で約3,000万人の登録ユーザーがおり、2020年の売上高は約76億円で昨年比、2倍以上の成長を続けています。
アパレルにおいて古着のブームや、パンデミック中に家にある服の売買が進み、更にビンテージ(中古品)へ対する注目が上がっております。
↓Depop/デポップのアプリイメージ。昔の古着のイメージとは比較できないほど、おしゃれな空間になっております。
ボストン コンサルティング グループによると、中古アパレルの世界市場は年間最大400億ドルの価値があり、アパレル市場全体の約2%相当ということです。また、今後5年間は、毎年15-20%成長が見込まれるということです。
Esty/エスティはより若い世代を顧客に取り込み更なる成長を目指していくでしょう。
参考:NewYorkTimes
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