パンデミックの初期段階は多くのレストランは閉鎖を余儀なくされ、2020年には11万のレストランがアメリカ国内で閉店したと言われております。一方で2020年第二四半期ではドライブスルーの来客数は26%増加。その結果マクドナルドはじめ、ドライブスルーでビジネスを展開できる企業は、注文をスムースにするデジタル分野の投資やドライブスルーの次なるステップとして、屋外でのダイニングを提供したりと工夫を凝らしております。
特にマクドナルドはアメリカ国内の13,000店舗(全体の95%)はドライブスルー対応店舗で更にアメリカ含め世界で1300店舗超を新たにオープンさせると発表しています。また、彼らはドライブスルー型の店舗にすべく、少ないテーブル席の店内もしくはイートインのできない、小規模な店舗を増やしていくということです。
他の小売業でもバーガーキングなどを運営する、レストラン ブランズ インターナショナル カンパニーやタコベルもいずれも好調ですが、ドライブスルーに対し投資を増やしていくようです。また日本でも一時話題になったShake Shack/シェイクシャックもオーランドにて今年初のドライブスルー運営をスタートします。
ドライブスルーは都市部よりも郊外において意味が強くあり、自動車の使用率、土地の安さなどから展開しやすいのは当然ですが、利益率も上がりやすいのではないでしょうか。
今後どのような世界になっていくかわかりませんが、対面や店内を避けた動きが当然となり、アフターコロナの世界でも大きく変化をしていかなければ生き残れないと感じる状況です。
参考/ModernRetail
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