パンデミック前より厳しい状態が続いていた百貨店業界において、昨年経営破綻をしたNeiman Marcus Group/ニーマン マーカスですが、破産から脱出した後にすぐに次への準備をしていたようです。
まず、クラウドベースのサービスとしてのプラットフォームStylyzeを買収をし、今後3年間で合計約5億ドルのデジタル向けの投資をしていくようです。Stylyzeは、インテリアデザイン出身の2人によって設立、"家庭およびファッション小売業界向けのエンタープライズソリューション"を提供しているとHP上では謳っている企業です。
実際にStylyzeで既に運用されているサービスの一例↓↓
ただそのお金がどこから出てきたかは不思議ですが、昨年の破産リストラとその後の債務借替でこの投資は実現したとしています。4月末債務残高は11億ドル、前年の51億ドルから減少しているようです。
EC販売に今後の命運を託したように感じますが、それほどECは魅力的で必要不可欠なマーケットであることを再認識させられます。
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