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2021年 小売店の出店/閉店の状況

 2021年に入りようやく小売店の閉店数は減少し始めているようです。Coresight ResearchとRetailDiveの情報によると、アメリカ国内で現時点で昨年比6%程減:4,626件の閉店を確認しました。その閉店をしている主な小売店は破産申請をした40-60代の婦人服のブランドであったクリストファー&バンクスです。また、同じく破産をしたヤングレディース向けアパレルブランドのフランチェスカも300店舗以上の閉鎖をしています。

 一方で2021年の出店数は昨年比41.8%増加の4,311です。出店数の急増は小規模の総合型スーパーのDollar General(2021年1,035の新規出店)、続いて日本でいう100円ショップとして有名なDollor Treeです。いずれも安価で地域に根ざし、生活に必要な企業かと思います。その他、Nike,Old Navy,Target,Ultaなども出店を進めてます。

 ただこれだけECでの買い物が消費者に浸透してきた社会で出店を増やすということは、企業により様々な理由はあるとは思いますが、店舗へも消費者が戻ってきていること商品のpick upや倉庫の代わりとしても活きてくることなのでしょうか。引き続き追っていこうと思います。

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