世界のローイングマシン市場は2031年までに18億ドルに達すると予想されており、フィットネス機器市場全体が115億ドルでその中で急成長しております。
Ergatta、CityRow、Hydrowなどのローイングマシーンで知られる企業はじめ、ローイングがフィットネス機器のシェアを拡大するにつれ、フィットネス機器業界最大大手のPeloton社も市場に参入していく予定があるなど、大きくフィットネス市場が変化していきそうです。なお、Hydrow社はなんと2020年に売上高が前年比で500%増加したことを発表しております。また、スタートアップのErgatta社は、ローイングマシンをデビューさせてから1年で2億ドルの評価に達しました。自宅でゲーム感覚でオンラインでデータなどを管理しゲーム感覚で運動ができることも好調の要因かもしれません。
サイクリング時の44%に対して、約86%の筋肉が関与する効率的な全身トレーニングであるため、ますますローイングに関心が高まり、日々のワークアウトにも取り入れやすく、ランニングなどと比較し、体に負担が少ない傾向があることもこのブームの要因でもあります。日本ではまだあまり見かけないかもしれませんが、日本のジムや家庭にもボートマシーンが普通に置かれる日が近いかもしれません。
0コメント