1年で一番忙しいホリデーシーズンが間近に迫る中、多くの企業は、大規模な雇用イベントなどを開催し、人員確保に乗り出しています。
正社員の定着率を高めるのはもちろんのこと、シーズナルワーカーを確保するためにも従業員へのインセンティブをどの企業も強化しています。
Target / ターゲットは、時給15ドルですが、シーズン後、正社員として働くこともできるようで、初任給の引き上げ、学費補助制度、ボーナス制度などを充実させたようです。Walmart / ウォルマートやAmazon / アマゾンは、時給を約25%上げ、平均時給は20.37ドルと20ドルを超えました。また、Kohl’s / コールズは、ホリデーシーズン中に働くワーカーに100ドル~400ドルのボーナスを支給するそうです。
Walmart / ウォルマート2万人、Amazon / アマゾン12.5万人、Kohl’s / コールズ9万人と募集人数は、かなりの数です。しかしながら失業手当が失効しているにも関わらず、どの企業も採用には苦戦しており、特に物流、製造業、ホテルなどの業界は従業員確保に苦労しているようです。失業手当をもらっていた頃の楽な生活に慣れてしまった人たちが職場復帰するのには多くの時間を要しているのかもしれません。
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