KUMU CREATION

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車内通話

※この記事はインターン生のYUMIが作成しています


アメリカに来てから早くも10日経過しました。

通勤の際や休日に出かける際はバスを利用しているのですが、車内にて電話をされてる方をちらほら見かけ、その度に少し違和感を感じました。

というわけで今回は、日本とアメリカの車内通話について調べてみたいと思います。


日本ではバスや電車の車内通話は控えるようポスターが貼られていたり、定期的にアナウンスでも周知されています。しかし、アメリカのバスの車内を見渡しても広告も無ければアナウンス放送も無い、又周囲の方も車内電話に対して特に気にされていないように感じました。


ではなぜ、日本では車内通話を控えるよう呼びかけされているのでしょうか。

東洋経済の記事によると、1990年代後半から急速に携帯電話が普及し、車内での通話や着信音をめぐるトラブルが多かった事から、利用マナーを設置したようです。


ではなぜ、それらをめぐりトラブルが多かったのでしょうか。

私たちが不快感が生じる背景には、日本人独特の「うち」意識があると考えられいるようです。私たちは無意識に車内に自分の居場所を見いだし、安心感や安定感を感じているようです。その為、携帯電話で誰かが話し始めると、その人だけが車内では無い別の「そと」の世界に出て行ってしまったと感じ、「うち」という空気感が壊されてしまうと感じるが為に、不快感を抱いてしまう。と述べられていました。


一方アメリカでは、「個人」と「社会」の二つに分けて考えるという傾向があり、公共性を尊重する為、車内通話を認めることに何のためらいもないのではないか と述べられていました。


車内通話一つでも、文化が違うと捉え方が異なるのだと改めて感じました。

「郷に入っては郷に従う」という言葉があるように、

日本では常識的な事でも、アメリカでは非常識に値することもあるという事を忘れず、

日々自身の行動に責任を持って生活していきたいです。




                                2021.11.02  中谷裕美

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