デパートで古着の販売がされるなど、以前では考えられなかったことが、今、アメリカではテスト的に行われています。全米で400店舗展開されている歴史がある老舗の「MACY'S」が、中古販売大手「ThredUp」と提携し、40店舗で中古アパレルの販売を行っていました。以外と良い結果がでていたとのこと。
ジェネレーションZが対象とのこと。ジェネレーションZは、正に新しいジェネレーションで、洋服が新品であるうと、中古であろうと、全く気にしない世代。その上、地球環境に敏感で、自分達の未来のために、できるだけ、一人一人が努力しようという考えが定着しています。
このことからも、大量生産の時代は、完全に終了するであろうと予測されます。
(※記事とは関係ないイメージ写真)
しかしながら、古い体質のMACY'Sが、生き残りのために始めた店舗内での中古販売も、今回のコロナウイルス問題で、現在は店舗が閉鎖されており、その上、コロナウイルス問題後も、集客が難しいと予想されます。パートナーのThredUpとしては、オンライン以外の実店舗での販売をしたかったために、MACY'Sと組んだと思われますので、MACY'Sがこのコンセプトをオンラインで展開することは難しいでしょう。
老舗デパート、老舗小売店の、ポストコロナの生き残りには、多くの問題をクリアーしていく必要があると思います。時代は、既に変わっています。そして、次々と新しい物が生まれています。一度、さら地にし、そして、若いスタッフに入れ替えて、新MACY'Sを作らなくてはならない時代かもしれません。
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