アバクロとタイアップしているリユースEショップがあります。
thredUP
日本で言う2nd STREETリユースショップのようなお店のEコマース版で、
レディース、キッズに特化し、Lサイズ、マタニティーまでを揃えた展開をしていると
想像してもらえると分かり易いかと思います。
ただ、買取ではなく委託です。
おしゃれ感満載のサイトにいくと取り扱いブランドがあり、ブランドごとに販売される
期間が60日か90日かに分かれいます。
その販売期間中にサイトで販売された価格の5%~80%が、払い戻されるという流れです。
サイトでの単価は、ブランドによってピンキリですが、定価の30%前後が多そうで、
ラグジュアリーなブランドほど、設定単価も払い戻し金額の%も高い仕組みになっています。
ちなみに200ドル以上で販売できるものは80%払い戻しされます。
売れればですが・・・(笑)
また、寄付/ドネーションできる先も4社と提携しているのでthredUPで人気が出なかった
商品にも最終行く場所の確保はされていますので安心です(笑x2)
仮に販売期間内に販売できず返却して欲しい場合は、販売期間終了後14日以内に申し出を
すれば、商品を返却してくれるようです。
何から何まで準備、段取りをしてくれ、販売代行してくれるイメージです。
面白いのは、
・提携しているブランドが多数あり、キャッシュではなく、そのブランドのサイトで
使えるクレジット/金券?!で払い戻してもらうことができる。
>キャンペーン期間中であれば、15%ほどお得なこともありそう。
・提携しているブランドものだったらthredUPが自ら買い上げてくれる場合もある
>この場合、支払いも即してくれるらしい。
・サイトに掲載されてから12時間後であれば、オークションを12時間することができる
>オークションで売れたものも支払いは即らしい。
といった点があるところです。
委託ではありますが、何だかワクワクな仕組みがあります。
古着、リユース、スリフト、リサイクル、アップサイクルなど数多くの呼び方がある
中古衣料業界ですが、thredUPのサイトによると、とにかく拡大しています。
2012年時点では、110億ドル市場だったものが、2018年時点で240億ドル、2023年には
510億ドル市場まで成長するそうです。
中でもthredUPのような企業が活躍するリユース市場は、2018年の50億ドル市場から
230億市場まで2023年にはジャンプアップするらしく注目したいです。
というか、注目しないとです。
日本の2nd STREETリユースショップが、新型コロナウイルスもパンデミックもまだなかった2018年頃からアメリカLA中心西海岸からに店舗をドンドン増やしていったのも非常に
納得できます。
女性のマインドにも変化があるようで、2018年の調べによりますと過半数以上、64%の方が
中古衣料を購入してもいいと考えているようです。(2016年は、半分以下の45%)
幅広い年代層、ジェネレーションZ、ジェネレーションY、ミレニアル世代、
ジェネレーションX、ベビーブーマー世代がそう考えているようです。
特にジェネレーションZ、ジェネレーションY、ミレニアル世代はその傾向が強く、
これからも市場をけん引していくようです。
また、
・グッチ、シャネル、プラダなどを購入する層>26%
・百貨店系で購入する層>25%
・チェーンストアで購入する層>22%
各層の方々が、中古衣料を購入しているようで、中古衣料が一般的に受け入れられて
きているのもよく分かります。
劇的に変化するマーケットは止まることをせず、2028年には中古衣料市場が
ファストファッション市場を抜くだろうとの予測も立てる企業がどんなブランドと
これからもコラボしていくのかに注目しながら動向を引き続き追いかけたいと思います。
いわゆる古着も好きな私は何だか楽しみです。
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