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熱い市場はあります。

Business Insiderによりますとスニーカー業界規模は、550億ドルと言われ、
毎年2ケタの成長です。


これに対して、STOCK XSNEAKER CONGOATなどが代表する「リセール」市場は、
ストックXによりますと10億ドル以上の市場と言われ、スニーカー市場には活気が
あふれていて、まだまだ熱いです。
この「リセール」市場は、2019年時点で20億ドル、2025年には、3倍の60億ドル市場になるとも予測され、スニーカー市場自体の中でも更に注目すべき成長市場です。

ダブルネーム、コラボものなどの限定モノを筆頭に、NIKEナイキ、JORDAN BRAND
ジョーダンブランド、ADIDASアディダス、YEEZYイージーなどがマーケットをグイグイ
けん引しています。あまりない成長市場です。


昨年2019年夏には、カナダの投資家、Miles Nadalが、100足のレアものスニーカーに
120万ドルを投資し、世間を驚かせました。
氏曰く、「20年前のビンテージカーに投資するのと同じ」らしい・・・。
また、氏曰く、車は、”moveable” art、スニーカーは、"wearable"、"walkable" artとのこと。

NYCマンハッタンを代表するソーホー地区にある1つのリセール店STADIUM GOODSは、
LVMHルイ・ヴィトンの出資を受けて業界を驚かせました。
スタジアムグッズCEOに向けたNHKのインタビューによりますと、
「10年、15年前は、ルイ・ヴィトンのような高級ブランドを求める人とスニーカーを
欲しがる人は明らかに違っていたのが、だんだん一緒になってきたので、彼らは出資する
ことによって新しい購買層を見つけられる。」ということらしい。

・ラグジュアリー市場とストリート市場のクロスオーバー
・レアもの、ダブルネームなど限定モノの魅了
・スニーカーマニア、コレクターを称したSNEAKERHEADSスニーカーヘッズの動向

などと学ぶべきことは多いです。

ほんもの、にせものを見分ける「真贋(しんがん)」という高い障壁はついて回りますが、
オンライン、オフライン共に成長するマーケットが、これからどう変化していくのかを
これからも見ていきたいと思います。

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