The Motley Foolによりますと、ギャップGap Inc.は、5月頭に、ライセンス大手企業IMGと提携し、アパレル市場以外への進出を狙い始めています。
IMGは、ライセンスだけではなく、マーケティングやメディアでも活躍している企業です。
エンターテイメントエージェンシーWMEを2014年から傘下に収め、30か国以上でも運営しています。
ギャップGapは、このIMGと協業することによって、家具、ホームグッズ分野やベビー用品、
ベビーケア分野につなげていきたいと発表しました。
プレスリリースによりますと、IMGは、ジェイニーアンドジャックJanie and Jack、
ギャップGap、バナナリパブリックBanana Republicに興味があったようです。
そして、1つ1つのブランドの特徴をギャップGapで吟味したのち、
・ギャップGap
>>カジュアルで楽しいアメリカンスタイル
・ジェイニーアンドジャックJanie and Jack
>>キッズとベイビーへクラシックプラスひねりあるモダン
・バナナリパブリックBanana Republic
>>国境を越えた人生へのモダンスタイル
と打ち出し、IMGと特化しながら協業を進めていくようです。
「今回の動きは、”オムニチャンネルな可能性”を意味する。」
とギャップGapは、言います。
そして、ギャップGap Inc. は、新型コロナウイルスCOVID-19の影響、カリフォルニアで発令されているshelter-in-placeを考慮し、株主総会をバーチャルのみで開催すると発表しました。(Markets Insiderより)
5月19日PST10時よりwww.virtualshareholdermeeting.com/GAP2020にて開催。
録画は、www.gapinc.comにて30日間は少なくとも見えれるようにするとのことです。
また、株主は、投票をオンラインでリアルタイムに行い、質疑応答もオンラインで
オンタイムに行うようです。
大企業であるにも関わらず、臨機応変にこの新型コロナウイルスに対応していく
この姿勢は、見習うべきかと思います。そして、ブランドバリューを活用し、多様化した
商品でアパレル以外の市場へと大きくシフトしていくことも、非常に勇気ある決断だと
思います。
大型企業が破綻していく中、迅速な判断をこれからも積み重ね、アフターコロナを
生き抜いて行って欲しいと思います。
ギャップGap Inc.の動きをこれからも目が離せません。
私にとっては、モノごころがついて一番最初に好きになったからブランドだけに
応援していきます。
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