Yahoo Financeによりますと、アマゾンAmazon.Com Inc.が、
首の回らないJCペニーJ.C. Penney Co. Inc.に関心を持っていて飛びつくかもしれないとWomen’s Wear Dailyが報道しました。現実になれば、JCペニーにとっては、アパレル
オンラインビジネスの強化につながりそうです・・・。
今回の報道は、先週金曜日のJCペニーが破産法適用申請をした後にされ、月曜日には、
市場は反発。JCペニーの株価が、更に23%ダウンし、$0.18、ストップ安直前でした・・・。
「再生プランの1つである。」と、JCペニーは言い、「債務を減らし、運営を合理化。
店舗閉鎖をし、不動産を売却。アメリカとプエルトリコに今は約850店舗あるが、
社内強化して戻ってくる」としています。
WWDによりますと、本社を置くプレイノPlanoにはアマゾンチームがいて、
「多くの対話は、アマゾンがアパレルビジネスを拡大したいことに関してだった。」と
いいます。
JCペニーは、5億ドルのキャッシュが破産法適用申請時には手元にあるとしています。
また、第一債務者から4.5億ドルのキャッシュを含む、9億ドルの資金調達をするようです。
「キャッシュと営業から来るキャッシュフローを組み合わた資金調達は、JCペニーが
再建していく上で必要となる運営費をまかなうのに十分。」
そして、「第3社経由を含めた新規販路を開拓し、企業価値を上げていくのも債権者に
対してのコミットメントの中の1つ。」と経営陣は続けます。
新型コロナウイルスのパンデミックによって引き起こされた経済危機の中に生まれた
合弁や買収の機会は、アマゾンを爆買いモードに走らせているように見えます。
世界最大オンライン企業アマゾンは、他にも、借金まみれの映画会社AMC Entertainment Holdings Inc.と買収の話をしているようです・・・。
アパレルからエンターテイメントから多くのものがオンラインに移り変わっていく
更なる兆しのように思えます。商品重視、合理性、効率を求めるアマゾンのプラット
フォームに、数値化が難しい「かっこいい」「かわいい」と感性のアパレル、
「面白い」「楽しい」と感情のエンターテイメントがどこまでフィットしていくのかを
見守りたいと思います。
(写真:Geralt / Pixasbayより)
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