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アメリカ企業のQ1 その3

アメリカスポーツ系企業の第一四半期の状況になります。


Under Armour
*3/31締めの第一四半期は、昨年の2,250万ドル純利益>5.89億ドルの純損失
*調整損失は、1.52億ドル
*組織再編のための現存費用は4.36億ドル
*売上は、23%ダウンで9.3億ドル、為替調整なしで22%ダウン
*新型コロナウイルスのパンデミックによる影響は、15%と推測
*北アメリカの売上は、28%ダウンで6.09億ドル
*インターナショナルの売上は、12%ダウンで2.87億ドル(総売上の31%)
*EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)は、3%アップ、アジア太平洋は、34%ダウン、
 ラテンアメリカは、8%アップ
*アパレル品は、23%ダウンで5.98億ドル、フットウエアは、28%ダウンで2.10億ドル、
 ギア/アクセサリーは、17%ダウン
*粗利は、110ベーシスポイントアップで46.3%
 低価格商品の売上、為替、COVID-19対策のディスカウント販売が影響はしている


Columbia Sportswear
*3/31締めの第一四半期の売上は、13%ダウンの5.68億ドル
*純利益は、7,420万ドルより100%ダウンの20万ドル
*粗利率も360ベーシスポイントで51.4%から47.8%にへダウン
*「世界的にももろにCOVID-19パンデミックの影響が出ている」とCEO Tim Boyle氏
*店舗閉鎖をする前は、1月後半からは、中国、2月前半からは、韓国、日本、
 3月前半からは、北アメリカ、ヨーロッパで、低価格品への需要が増えた

Wolverine Worldwide
*CEO Blake Krueger氏は、「昨年の記録的な結果と比べ、COVID-19パンデミックの影響を
 受けたことを考慮してもいい結果であった」と発言
*3/28締めの第一四半期の売上は、16.1%ダウンの4.39億ドル
*純利益は、4,060万ドル>1,280万ドルへダウン
*為替調整なしベースで売上は、15.6ダウン
*自社Eコマースは、17.5%アップ
*粗利率は、42.1%>41.4%へダウンで想定内とのこと


スポーツ系もアウトドア系もワーク系フットウエアもなかなか苦戦しています。
LAのお店は、再開したというもののカーブサイドのみで店内でのショッピングは出来ない
状況です。近所のBIG 5 sporting goodsは、ハンティング用の銃を販売しているため
店内に入れますが、ショッピングが出来るようになるまではまだまだです・・・。
出口の光が見えていそうで先になりそうな新型コロナウイルスパンデミックですが、
上を向いて歩いていこうと思う今日この頃です。


参考資料 : just - styleより

写真 : Aden Ardenrich / Pixabay

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