COVID-19は、人々の生活様式に変化をもたらしています。
"Foot The Bill"事業を通して小さいローカルビジネスをサポートしているバンスは、
高校生向けのデザインコンペにデジタルを取り入れました。
カリフォルニア、コスタメサに本社を構えるフットウエア、アパレルブランドバンスは、
スニーカー向け次世代デザインを競い合う高校のアートプログラムを以前より何千ドルもの賞金を出し、サポートしています。
2020年、バンズはコンペに新しいカテゴリーを追加しました。
バンズアメリカマーケティング部長Carly Gomez氏は、
「今回のパンデミックの影響を受け、実際のスニーカーを使ってデザインすることが
できない生徒たちは、デジタルでデザイン提案ができるように。」と。
「こうすることによってクリエイティビティ―に集中し続けることができ、
このプログラムに参加している高校に自宅から外出できない生徒がいてもデザイン提出を
できるようにした。その甲斐あり、予想以上の応募数になり、一番大事な今の時期に、
より多くのクリエイティブ魂をみることができた。」と述べました。
今回のデジタルカテゴリーの優勝者は、サンフランシスコにあるジョージワシントン
高校でした。この高校には、5万ドルが渡されました。
上の写真がそのデザインで、スニーカーのつま先部分が、缶詰を開けた時のような
デザインになっています。
また、スニーカー部門の優勝者は、フィラデルフィアのストロベリーマンション
高校で、この高校にも、5万ドルが渡されました。
バンスは、ローカルビジネスをサポートするだけではなく、デザインコンペをしながら、
高校とも「つながり」を持ち、消費者との距離感をうまく保っています。
デジタルプラットフォームをうまく活用し、「つながり」を途絶えさせず、参加者を
減らすことなく、逆に増えた今回のコンペは、コロナ禍の中、明るい、うれしい
ニュースです。
そんな、「楽しい」「ワクワク」するイベントがファッションを通じて増え、
アフターコロナに向かっていけるよう、みんなの励みになってくれればと思います。
参考:California Apparel News
バンス公式サイト
写真:California Apparel Newsより
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