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ルルレモンは、体験型ストアを重視

コアサイトリサーチ / Coresight Researchの予想によりますと、今年中に多ければ
25,000店舗が閉鎖され、今までで一番の最悪、昨年2019年の数字9,821店舗閉鎖の2倍を
はるかに回るものになりそうです。JCペニーもギャップもシグネット・ジュエラーも
店舗閉鎖に追い込まれ、苦労しています。

そして、Eコマースの売上は増加し、顧客の多くはオンラインショッピングに切り替わって
いる傾向にありますが、ルルレモンは、体験型ストアをこれからも増やしていく計画をしていると電話インタビューで明かしました。


昨年より、同社は、店舗の10%を体験型ストアにしていく計画をしており、夏には、
シカゴに20,000スクエアフィートの店舗を構え、アパレル販売をするだけではなく、
レストラン、メディテーションルーム、ヨガルーム、ピロールームを揃えました。

その電話インタビューでアナリストたちからは、体験型ストアを増やしていくにあたって
ソーシャルディスタンスに対する新しいルール、COVID-19によってもたらされた感染に
対する不安感に、どのように対処していくかに質問は集中したのもの

「旗艦店舗をこれからも増やしていく」「その中でも大型の体験型ストアは、今まで
コミュニティーに提供して来たサービスを続けながら、これからは新しい役割をも
担っていく。そして、デジタルと実店舗とを掛け合わせたオムニチャンネル化を形に
していく。」とCEOのカルビン・マクドナルド氏は述べました。


ルルレモンは、パンデミックの影響で閉鎖していた店舗のうち、60%の店舗を営業再開
させました。そして残りの40%を6月末までに再開させると計画しています。
5/3までの第一四半期決算は、オンラインの売上は、70%増(4月は125%増)だったものの
売上自体は昨年より16%減少し、6.52億ドルでした。

マクドナルドCEOは、バーチャルトレンドは、長続きすると確信しており、
「スタジオが営業再開しても、家庭で出来るバーチャルワークアウトプログラムは、
近いうちに追加していく。」と述べています。



オンラインでポチしてからのカーブサイド・ピックアップを同社ももちろん導入している
ものの、これからも体験型ストアを拡大していくのはショッピングモールにとっても心強い計画です。ただ、どうしても接触頻度が高くなってしまうため、いかに清潔で安全だということをアピールし、ニューノーマルに対応していくことが、大事になってきそうです。
また、オンラインとの共存も大事になってきますので、お店でしか体験できない
コンテンツをどのように揃えていくかが非常に気になります。これからもルルレモンの
動向を追いかけたいと思います。

参考:AdAge
   Wikipedia
   ルルレモン公式サイト

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