KUMU CREATION

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サステイナブルなエスプリ

アジア展開している中国以外の54店舗を閉鎖したり、オンライン・Eコマース再構築に
4,000万ユーロ(約4,400万ドル)を投資したりし、変わろとしているエスプリが、
アーモンド殻、ローズマリー、ビターオレンジ、ビートルートの残渣をアップサイクルし、製品を染めたガーメント・ダイ・コレクションを発表しました。

40か国で販売をしている同社は、テキスタイル・ケミカル・スペシャリスト・
アーキローマ社が開発した、最新の植物ベース・アース・カラー染めを採用し、100%再利用できる素材を集め、農業、ハーブ産業からの非食用残渣を使用して、現在使用されている
石油由来の染料の代替をつくり、多数のアース・カラーを開発しています。


エスプリ社の展開する「アイ・アム・サステイナブル」カプセル・コレクションで
その商品は取り扱っており、非食用のナッツ殻、アーモンド殻、ローズマリー、
のこぎりヤシ、ビターオレンジ、ビートルートなどの残渣で商品は染められています。





「植物染めの色目では、通常、リピート性がなかったり、堅牢度が悪かったり、莫大な
原材料が必要だったりと量産するにしても多くの制限があった。」と、エスプリ社の
社会環境サステイナブル担当クリスティーナ・セイドラー・リンダーズ氏は、述べて
います。また、「アーキローマ社のアース・カラーの技術のおかげで、石油ではなく植物を使用してでもほんものの色目を出すことができるようになった」と同氏は付け加えました。


同染色技術は、TernuaG-StarKathmanduPatagoniaでも採用されているようです。

サステイナブル思考は、オーガニック、リサイクル素材だけではなく、染色方法にまで
どんどんと広がっています。
植物染めやハーブ染めなどナチュラル染めはよく聞きますが、ナッツやアーモンドなど
更に身近なもので染めることができるようになってきているようです。
アップサイクルの循環が少しづつ大きくなっていって欲しいと思います。

ところで、クロもナチュラル染めにて出せるのかが気になって仕方ありません。

どなたかご存知でしたら教えて下さい。


参考:Just-Style
   エスプリ公式ホームページ
写真 x 3:エスプリ公式ホームページよりスクショ

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