ポートランド、ボストンで2月に開催予定であったマテリアル・ショーは、キャンセルされて
いましたが、主催社のアメリカン・イベントは、プルミエール・ビジョン・スポーツと
マテリアル・エクスチェンジと協業し、新型ポートフォーリオを開発し、この夏に
ザ・デジタル・マテリアル・ショーとして、デジタル形式で開催されます。
新しいデジタルイベントでは、大きく分けて2つのコンテンツがあるようです。
1つは、マテリアル・ショーケース・オンライン。
デジタルにサンプルを展示しながら、ネットワーキングをすることができるコーナーや
ウェビナーに参加できるコーナーが併設。
もう1つは、マテリアル・エクスチェンジ・デジタル・ライブラリー。
出展社が素材をデジタルフォームにて展示。
サンプル確認をし、気になるサンプルがあれば、商談の場を設けてもらえ、出展社と
来場者で商談することができるようです。
開催期間は、7月15日~8月15日まで。
この期間中に、出展社はデジタルにて素材提案をし、商談をしていく流れとのこと。
7月21日~23日にかけては、ネットワーキング、ウェビナーを開催し、新規開拓したり、
セミナー開催をしたりしていくようです。
ちなみに、ブランドやビジターの方々は、レジストすると無料で入場券がもらえるよう
なので、早速申し込んでみようと思います。
素材の展示会もデジタルになってきました。
ガーメントとは違い、色目、風合い、テキスチャー感が、セールスポイントとして
更に重要になってきますので、いかにそれらを表現するかがキーポイントです。
作り手も「触ってもらわないと難しい素材」から「デジタルでも伝わる素材」に考えを
早急に切り替えないといけないでしょう。
どんなものがデジタルでうまく表現できるのかを実感するためにも是非ともオンラインで
参加して、新しいプラットフォームを味わいたいと思います。
参考:California Apparel News
The Material Show公式ホームページ
スクショ:The Material Show公式ホームページより
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