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シルクドソレイユが破産申請・・・

カナダのCanada's Cirque du Soleil Entertainment Group / シルク・ド・ソレイユ・
エンターテイメント・グループは、新型コロナウイルスCOVID-19パンデミックの影響を受け、世界的に有名なサーカス・ショーの公演をキャンセルし、アーティストを解雇せざる
負えなくなった上で、今週、破産保護を申請しました。

モントリオール拠点のCirque du Soleil Entertainment Group / シルク・ド・ソレイユ・
エンターテイメント・グループは、6つのショーをラスベガスで公演していましたが、
3月から始まったコロナ禍において公演を一時的に中止、約95%の従業員を解雇することを
余儀なくされています。

「COVID-19が原因ですべてのショーが強制的に閉鎖されしまって以来、収益はゼロで
あったため、会社の将来を守るために断固として行動しなければなりませんでした。」
とダニエル・ラマール最高経営責任者 / CEOは、述べました。


Cirque du Soleil Entertainment Group / シルク・ド・ソレイユ・エンターテイメント・
グループは、既存の投資家、プライベートエクイティファンドTPGキャピタル、中国のFosun International Ltd / フォースン・インターナショナル、カナダの年金基金Caisse de depot et placement du Québecと契約を結びました。そしてこのグループがCirqueの負債を引き継ぎ、再出発をサポートするために3億ドルを投資していく予定です。また、と同時に、
投資の一環として、政府機関のInvestissement Québecは、2億ドルの借入資金を提供して
いきます。
TPGキャピタル、Fosun / フォースンインターナショナル、およびカナダの年金基金の
3社は、2015年から同エンターテイメント・グループの過半数の株式を既に保有しており、解雇された従業員の財政支援を提供するために1,500万ドルの従業員基金をも引き受けます。


「会社の債権者整理法(CCAA)に基づく保護を求め、申請自体は火曜日にケベック高等裁判所により審理される予定である」と同社は、述べました。
また、米連邦破産法15条に基づく米国での暫定承認を直ちに求めていくようで、
ラスベガスとオーランドで開催される固定されたショーのアーティストとスタッフは、
同サーカス・エンターテイメントが再開されると予想されているので、幸いにして
レイオフの影響は受けないようです。


ラスベガスの6つに加えて10のエンターテイメント・ショーを世界ツアーで公演していたようですが、コロナ劇には、太刀打ちできなかったようです。
学生時代に代々木公園で公演していたのを初めて観たのが、最初の出会いでした。
家族が出来てからも何度か観に行き、DVDでも楽しませてもらっていたのに非常に残念で
致し方ありません。いつの日か、今まで以上に迫力あるものに進化し、
新しいエンタメ市場を盛り上げて行って欲しいと思います。



参考:U.S.News
   CNN Business
スクショ:シルクドソレイユ公式ホームページより




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