連邦倒産法第11章を申請し、会社を売りに出しました。
先ずは、ショッピングモールを中心に200店舗以上ある店舗の13店舗を閉鎖し、
それ以降も店舗閉鎖をしていくようです。
同社の資産は、Aéropostale / エアロポスターレやNautica / ノーチカなどブランドを運営
しているSPARC Group LLC / スパーク・グループに約1.4億ドルのキャッシュと約5,150万
ドルのクレジットで買収される予定です。知的財産を含めた、Lucky Brand Dungarees / ラッキー・ブランド・ダンガリーズの資産の「実質的すべて」を取得することになります。
Lucky Brand Dungarees / ラッキー・ブランド・ダンガリーズ、Matthew Kaness /
マシュー・カネスCEOは、「新型コロナウイルスCOVID19は、すべての販売チャンネルに
厳しい影響を及ぼした。店舗の営業再開、お客様が戻ってき始めたことに関しては、
楽観的な部分もあるが、事業自体はまだまだ完全に回復できていない。」と述べています。
新型コロナウイルスCOVID19によって店舗閉鎖をしていた際には、約3,000人近くいる
パート・タイム中心の従業員の2,700人近くを一時解雇しましたが、現状、約900人ほどしか
再雇用出来ていません。
Lucky Brand Dungarees / ラッキー・ブランド・ダンガリーズは、連邦倒産法第11条を
申請中も事業は継続し、8月中旬までより多くの入札を待ち、身売り先を
探していくようです。
1990年に設立したこのブランドは、オーナーが何度も変わり、常に苦労していたように
みえていました。近所のショッピングモールにはお店がありますが、セール時でも
あまり人が入っているのは見かけたことがありません。
実際には、ローカル・アーティストとのコラボ、セール品、最大75%オフなど色々と
仕掛けはしていましたが、業績回復には足りなかったようです。
個人的には、ビンテージ感漂うロックTEEや企業コラボTEEが好きでしたが、
デニムブランドの原点に戻り、ジーンズを掘り下げて生まれ変わって欲しいと思います。
0コメント