近所に出来たコの字型をしているアマゾン物流センターは、急ピッチで仕上がってはいる
ものの、アマゾン・プライムデーには、間に合いませんでしたが、アマゾン・プライムデー自体は本日から2日間の予定で開催されました。
COVID19の影響を受け、3か月遅れの開催になっていますが、今年はその分アグレッシブな
一大セールになっているようで昨対43%増の100億ドルの売上にもなると予想されています。
大手チェーンストアもオンラインセール日程をアマゾン・プライムセールにぶつけ、
ウォルマートのビッグセーブ・イベント、ターゲットのディール・デイズ、また、ベスト
バイもかぶせてセールを行っています。
今回の一大セール合戦は、モール型小売店に大きな影響を与えています。
セール価格は、モール型小売店へのプレッシャーになり、たとえ、値段を合わたとしても
大きな利益にはならず、ビジネスとしても厳しい状況になっています。
Yahoo Financeによりますと、ここ3か月でMacy's / メイシーズの株価は、10%ダウン、Nordstrom / ノードストロームの株価も14%ダウンしています。
JC.Penny、J.Crewなどメジャーどころ含めた27社が、今年2020年に倒産し、今は、若干落ち着いた感がありますが、来年2021年には、再度、倒産の波が押し寄せるかもしれない予兆
なのかもしれません。
ホリデーシーズン、ブラックフライデー、サイバーマンデーに向かったディスカウント合戦が続くとなると体力が持たないところは、退場するしかありません。
eMarketerによりますと、アマゾン・プライム会員も14.9%増の1.42億人になると
予測されています。つまり、アメリカ人口の半分近くが、アマゾン・プライム会員で、
地元のモールよりアマゾンで買い物をする方が多いことを意味します。
アマゾン帝国の一人勝ちになるのでしょうか。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
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