メイシーズは、ホリデーシーズンに先駆けて「ダークストア」の試験を実施し始めました。
メイシーズは、2店舗のデパートを、買いものをする場所ではなく、集荷サービスと
フルフィルメントに特化したオムニサービスセンターにしていくことを試験的に実施して
います。
デラウェア州ドーバーとコロラド州リトルトンの2店舗で試験は行われ、店舗ピックアップ、
カーブサイド・ピックアップ、返品、請求書の支払いができる店舗になっていますが、
本当のオムニサービスセンターの狙いは、オンライン注文に対応することのようです。
会社の代表者はインタビューの中で、「この試験は、お客さまが商品を欲しいときに、
お届けすることができるようなネットワーク構築の必要性の増加に対応するものである」と
述べています。
また、ダークストアになった店舗のスタッフには、「同じ場所の店舗で新しい仕事を継続
する」か、「近くの店舗へ配置転換」で対応していくと、同社代表は、付け加えました。
もちろん退職という選択肢もあるとのことです。
アップルの店舗も、配送センターになり始めており、オンライン注文対応の店舗「ダーク
ストア」は、これからも小売の間では、成長傾向にありそうです。 ホールフーズが、9月に
ブルックリンにオンライン専門店舗をオープンしたり、クローガーが食料品店の2店舗を
デリバリー用の食事をつくるキッチンとして活用できる様に改造したりといったことも
しています。
アマゾン帝国を筆頭に13日からeコマース一大セール合戦は、始まっているのに、今から
試験的な動きをしているとなると既にかなり出遅れている感は否めません。
「ダークストア」対応で、盛り返せればいいですが、株価にも影響しているようですし、
厳しいような気がします。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
話は脱線しますが、「ダークストア」と聞くと、どうしてもダース・ベーダ―のテーマ曲が頭の中をよぎってしまうのは、私だけでしょうか?!
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