アンダーアーマーの第三四半期は、アナリストたちの予想を上回り、「予定よりいい結果で売上14.3億ドルで終わることが出来た。これからは、もっとDtoCモデルを強化し、利益率の改善をしていく」とパトリック・フリスクCEOは、述べました。
とは言うものの同時に、自社サービスMyFitnessPalを投資会社フランシスコ・パートナーズに3.45億ドルで売却することも発表しました。フリスク氏によりますと、この案件を成立
させ、フィットネス部門の赤字補填(売上ベースで第三四半期3,690万ドル、通年で1.026億ドル)をしていくことになるようです。
また、今後の小売展開戦略として、2,000~3,000の卸先との取引をやめるようです。
第三四半期は全般的に好調で、第二四半期はマイナスだった利益も、第三四半期は、5,900万
ドルとプラスに転じました。世界的にもeコマースでの売上が、50%以上の成長をみせましたが、反面、卸売に関しては7%ダウン、売上8.3億ドルで、DtoCに関しては、17%アップ、
売上5.4億ドルになっています。
「卸先からのキャンセルは減り、トラフィックは戻って来ているが、子供用の売上は、
これからも落ち込むだろう。」とデイブ・バーグマン氏は、予想しています。
ナイキが、以前、9社の卸先との取引を中止したように、ディスカウンターやオフプライス店への卸売は、これからどのブランドも減らしていく傾向なのかもしれません。
つまり、今までのように大量生産し、多数の卸先にもばらまくのではなく、ブランドを大事にしながら、無駄な生産は極力減らし、DtoCで販売していくのがトレンドになっていく
のかもしれません。
私の中では、オフプライス店にいって買うブランドとのイメージが強いだけに、これから
どのようにしてブランドのイメージチェンジをし、DtoC展開をしていくのかが楽しみです。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
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