ブラック・フライデー当日の店頭は、例年とは違い、閑散としていました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、これまで以上に消費者は、リアル店舗より
eコマースで買いものをしています。外出を控え、自宅で過ごす時間が長くなっている
ニューノーマルも影響していそうです。
Sensormatic Solutionsによりますと、2019年と比べると来場客は、52.1%減少しています。
一部の小売店では、新型コロナウイルス感染が増加しているため、店舗閉鎖のままにし、
一部の小売店では、入場者数を制限しながら、営業したようです。
「店頭目玉商品」は今までのようになく、eコマースへの誘導も来場客が減った原因のよう
です。そして、サンクスギビング当日は、お店を閉めたところも多く、一番来場者が
減少し、去年と比べると94.9%減でした。 同レポートによりますと、サンクスギビング
1週間でみても、店頭での買いものしたお客さま、は45.2%減少したようです。
CDCは、お店での買いものは、リスクの高い行動とし、オンライン購入に切り替えるよう
促しています。 そして、CNBCによりますと、サンクスギビング翌日のブラックフライデー
では、オンラインショッピングは、22%増加し、ホリデーセールのいいスタートを切ったとしています。
実店舗での大々的なセールを行いお客が殺到すれば、批判の対象になりやすく、仮に店内でクラスターが発生してしまえば、お客だけではなく、スタッフまでを感染のリスクに
さらしてしまい、企業イメージを傷つけるような大問題になりかねないことまで考えると
eコマースへのシフトは自然な流れなのかもしれません。
これからも動向を追いかけて、現地の生の状況を皆さんと共有していきたいと思います。
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