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在庫不足への対応でAIR便の使用率UPの動き

 アメリカのアパレル業界では需要が復活し始めたこともあり、商品の運搬にAIR便を使用する企業が増えております。港の混雑とアジア地域などの生産地での稼働率が元に戻らず、在庫不足になっている企業/ブランドもあります。

 船便の運賃も上昇してますが、もちろん、以前ご紹介したクーリエやAIR便の運賃も上昇しております。それでもなお、容積の小さい下着をはじめ、AIR便の使用を増やしております。

 近頃の決算発表でも、第1四半期のサプライチェーンの問題により、Levi Strauss/リーバイス、Lands' End/ランズエンド(アメリカ通販大手)、PVH(tommy hilifigerやCalvin Kleinを運営)などは、AIR便を増やしていくと発表してます。

 過去には莫大な費用がかかるAirを好んで使用する企業は少なかったですが、新たな大きくなるビジネスも出てきそうです。


 ちなみにPeloton/ペロトンは、トレッドミルやエアロバイクなど家でのエクササイズを可能にする商品を販売する企業ですが、パンデミック中より在庫が追いつかなく、2021年まで在庫が追いつかないと言われております。彼らはAir便などの輸送の迅速化に1億ドルを費やすと発表しています。

 アフターコロナで色々な課題が出てきますが、変わっていくアメリカに期待です。


参考:RetailDive

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