2014年、eコマースにて高級バックをリセールすることでスタートしたリ・バックは、180
平方フィートの超小型店舗、リ・バック・バーをニューヨークに開店すると発表しました。
「常に高級品のリセールする新しい方法を模索しており、この超小型店舗のコンセプトは、まさにピッタリ。この超小型店舗、リ・バック・バーを活用すれば、しっかりとローカルに
密着、そして効率的な展開が可能になり、COVID-19で変化した消費者行動にも対応できる」と、リ・バック創設者兼CEOのチャールス・ゴッラ氏は、述べました。
リ・バックは、高級バッグのリセールから、他のカテゴリー、高級時計や高級ジュエリーにまで取扱品をこの秋、拡大しています。
アパレル分野の多くの企業は、コロナ・パンデミック前から苦戦を強いられていましたが、リセール市場は成長が見込まれるアパレルセグメントの1つです。
今年2020年には29の主要小売業者が破産を申請しておりその多くは、JCペニー、ロード&
テイラー、ブルックス・ブラザーズ、アシアナなどのアパレル系小売業者でした。
ThredUpからの最近の報告によりますと、リセール中古市場は2029年までに440億ドルに
達すると予測されています。多くの人々はアパレル品への支出は減らすことを計画しているようですが、52%の消費者は中古ファッションにより多くお金を出すと予想されています。
他の小売業者も小型店舗を立ち上げているようです。
デジタル高級品委託プラットフォームのザ・リアル・リアルは、2,000〜3,000平方フィートで、400~500SKUを揃える高級品委託小型店舗のコンセプトをテストしています。
また、ナイキも、北米、ヨーロッパ、中東、アフリカに最大200のナイキ・ライブの
コンセプトに似たコンセプトの小型店舗をオープンすることを計画しています。
超小型店舗を増やしながら、リ・バックは、現在、ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミに9店舗を構えています。中古品販売、リセールの場合、買取作業があるので、買取作業をしながら、販売もする超小型店舗を構えるのは、納得です。
そういえば、リセール業界に携わっている私の友人も「出店が続いてかなり忙しい。でも
今がチャンス。」なんて言ってました。
リセール市場は、ブランドも参入していますし、まだまだ良さそうです。
これからも新しいもの/動向を追いかけて、皆さんと共有していきたいと思います。
参考:RetailDive
Wikipedia
スクショ:RetailDiveより
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